データを共有して効率的に植物を育てよう!

公開日: 2016年7月16日土曜日 データ解析

誰でも、どこでも野菜が作れてしまう「フードコンピューター」が話題に

これによって農業をする障壁が格段に下がります。

実際に栽培ルームの環境はコンピュータが管理。二酸化炭素量や温度、湿度、さらに溶け込んだ酸素量、含まれている水素量、電気伝導率、根元部分の温度などがモニターされ、カスタマイズできるそうだ。

さらに植物が水分やエネルギー、ミネラルを消費する量なども、電気計測器や流量センサー、化学肥料を与える機械によってコントロールされているとか。

このように野菜ごとに作られた環境は「クライメイト・レシピ」と呼ばれ、それを微妙に調整することで野菜の色や生産量、肌触り、風味、栄養素も変えることができるという。

植物を育てているときのこのような情報はぜひすべてクラウド上に保存して、ユーザー間で共有できるようにして欲しいです。これによって、植物の育て方と育った植物の成長速度・植物に含まれる各栄養素の量との間で回帰モデルを構築できます。育て方というのは、温度をどのように設定したか、変化させたか、肥料をどのタイミングであげたか、などのことです。この回帰モデルを逆解析することで、望ましい成長速度・各栄養素の量の植物を育てるには、どのような育て方をすればよいか、分かります。この育て方の通りに植物を育てればよいのです。

この、共有データの取得→モデル構築→モデルの逆解析→育てる→データ取得→データ共有→共有データの取得、の流れを繰り返すことで、どんどん成長速度・各栄養素の量が望ましい方向に向かいます。

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